2色型や2色型と3色型の間のタイプのひとには通じないことがあるということがあまり知られてない。それで通じないのがいけないように思われている。これはCUDとはちょっと異なる問題だけど今の社会が抱えている問題。
2色型の人が見えるままに感じるままに絵の具で塗ると3色型の人は自分が見ている色とは違っているから違和感がある。それで「変わった色使いだ」「色を間違えてる」などとつい言ってしまう。でも2色型の人にとってはそれはいつものことだけど、変わった色でも間違った色でも無いんだ。
ひとつの色世界の課題に 色名の書いてない画材で色をつけようというのがある。これは3色型がつけたよくわからない色名を使わないで絵を塗るってこと。
パソコンやタブレットの場合
お絵かきアプリがいろいろあるけど、絵の具の色を選ぶところに色名が書いてあるものはほとんど無い。つまり画材に色名が無いというのはすでに実現できている。これで学校の図工や美術の課題提出になったらどうなるか。2色型の子どもの課題提出で美術が変わるかもしれないね。
絵の具たち(水彩・色鉛筆・クレパスなど)
学校用の絵の具セットは大抵色の名前が書いてある。白・灰・黒・赤・青・緑・黄・茶・紫・水色・ピンク・青緑。僕はこの色の名前を見て間違えないように色を塗った。木の葉っぱは緑色・木の幹は茶色。これを逆に使うと3色型の人に色々言われるから。色名が読めなくなると大変だ。母さんは毎日学校から帰った僕の絵の具を調べて色名が見えるように書き直してくれてた。
子どもの時にそうだったものだけど、それは大人になっても変わらない。色名が着いている絵の具で無ければ色が塗れない。できれば間違ってるとか、変わっているとか言われたくない。素敵な色だと言われたい。でも今回はそうした色名の呪いの無い遊びがしたい。
呪いの解除
画材を買いに100均に行ってきた。色鉛筆とサインペンとクレヨンと水彩絵の具があった。よく見ると色名は書かれてない。これは教育用のものではないから書いて無くても良いのだろう。プロ用の岩絵の具とかの凝った画材には色名が無いものが有ると思っていたけど、100均の製品もそうだった。
そうだ。「シャナク!」呪いを浄化すれば良いのでは無いか。
さて、それでは課題の塗り絵をしましょうか。他にもリアルでスケッチしても良いですよ。
ネットで風景の塗り絵を探してダウンロード。あとは心に浮かんだ絵を塗るだけ。