CUD検証とは

CUD検証は、印刷物、パッケージ、教材、玩具、製品類、施設・建築などについて、実際に使用される環境条件下において、色覚3タイプ以上(C型、P型、D型など)のCUD検証協力者が「カラーユニバーサルデザイン3つのポイント」を満たしているか否かを検証、評価いたします。カラーユニバーサルデザインに対応していると認証された製品等には、CUDマークを表示することができます。

*「CUD検証」の合格基準について変更のある場合は、お知らせいたします。


【 CUD検証協力者とは】
適正な検証評価を行うために、視力や色覚タイプが明確であること、またCUDOによる研修は必要です。カラーユニバーサルデザイン機構では、これらを満たしご登録いただいた方を「CUD検証協力者」と呼んでいます。検証協力者による検証・評価は不可欠であり、配色を選ぶ作業においても重要です。

 

【検証環境について】
色の感じ方は照明などの環境によって変わるため、カラーユニバーサルデザイン機構では検証環境を次の通り定めています。
・印刷物検証:常に同じ照明のもとで検証を行う。
・外部で使用(利用)する製品:使用環境と同じ条件のもとで検証を行う。

*視認性・識別性・デザイン性の評価は、コンピューター画面ではなく、実際にその表示が用いられる現場の照明条件で、現物を用いてモニター評価することが非常に重要となります。資料のみで色の調整を行ったり、コンピューターで紛らわしい色を探して他の色に置き換えるのみではなく、実際の利用環境において色のバランスを美しく表現し、誰にとっても使いやすいデザインの作成、改善を行います。