カラーユニバーサルデザイン機構は、色覚の多様性に対応した教科書作りをサポートいたします。
教科書におけるCUD検証基準は、平成24年8月に東京大学にて開かれた「小学校教科書の色のバリアフリー化のための 教員と教科書制作者の懇談会」を基本とし定めています。
「教科書のカラーユニバーサルデザインの合格基準」とは?
タイプが異なるために「色が見分けられない」「色名がわからないために問題に答えることができない」「問題が指し示す色がどれなのかわからないために、問題を解くことができない」などの問題が起きています。こうした問題に関心の高い教師、教科書制作会社、色弱当事者等々が参加し、座長をつとめた東京大学伊藤啓准教授およびNPO法人カラーユニバーサルデザイン機構が懇談会の議論をまとめました。
CUDOは、教科書においてもCUD認証に合格した教科書についてCUD認証マークの表示を認めています。
*「カラーユニバーサルデザイン・色覚バリアフリー・色覚対応/配慮」などの言葉が書かれていてもCUD認証マークが付いていない教科書はCUDOが認証した教科書ではありません。また、CUDOはその内容について関知していません。
CUDOは多くの教科書会社に対し、以前からこの基準を説明し配布しておりましたが、この度さらに一般に考え方を広めるため、ウエブサイト上に基準を公開することにいたしました。
◆ 参考資料
「色覚に関する指導の資料」ダウンロード (PDF)
学校教育における多様な色覚への対応について、文部科学省は平成15年に「色覚に関する指導の資料」を作り学校に配布しました。
「障害のある児童生徒の教材の充実に関する検討会」
教科書の作成に関して、平成25年には次のように記載されています。
「教科書や教材の製作に当たっては、(中略)いわゆるカラーバリアフリーに配慮(ママ)し、色覚に障害のある児童生徒にも判別しやすい教材の開発の推進を図ること等が望まれる」
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