大塚製薬株式会社の中核工場である徳島第二工場(徳島市)は、錠剤を海外に出荷する際に使用するラベルに、多様な色覚に対応したラベルデザインを取り入れ、CUD認証を取得されました。

大塚製薬株式会社徳島第二工場で製造する医薬品は、欧米を中心に60以上の国と地域で承認され、輸出されています。

以前のラベルは、全面カラーラベル台紙(錠剤の色に合わせ、緑、青、赤、紫黄、茶等の下地)に黒字で製造番号等の製品情報を明記したラベルデザインでした。

主な輸出先の欧米では、男性の約10%、10人に1人が色の見え方が異なることから、様々な色覚に配慮したラベルデザインの重要性に着目されました。

そして、ラベルデザインにカラーユニバーサルデザインの考え方を取り入れ、製品情報の判読性の向上にも工夫をしたカラーラベルを作成し、2023年1月より運用されています。

CUDOは当事者による色の確認とさらにわかりやすくなるようにご担当者様と打合せをしながら色の微調整を手伝わせていただきました。

大塚製薬株式会社 ホームページ https://www.otsuka.co.jp/