日本では男性の20人に1人、女性の500人に1人が「色弱」だとされている。約20年前まで、子どもたちは学校健診の一斉検査で本人の意思にかかわらず分類され、「色の見え方が違う人がいるらしい」というあいまいな知識が広まっていた。現在、この検査は小学校で任意で行われるものになったが、色弱の人の割合が変わったわけではない。何が変化し、現在も残る問題にはどんなものがあるのか。東京慈恵会医科大学の副学長であり、カラーユニバーサルデザイン機構(以下、CUDO)の副理事長も務める岡部正隆氏に詳しく聞く。

東洋経済オンライン 該当記事 2023/9/25
https://toyokeizai.net/articles/-/701970