静岡県浜松市が、UDサポートなどに呼びかけて実施された浜松UDまちづくりの一環としてCUDの講演を行いました。
(1)町歩き体験
参加者はバリアントールをかけて町にでかけ、色弱の人がどのような場面で戸惑うことがあるのかを体験しました。
ふだん目にするバスや電車の路線図、時刻表、自動販売機。色弱の人にとっても見分けやすいものとなっているかというと…「これは、困るね」「数字が見えない」「色弱の人が戸惑うというのは、こういうことか~」など、さまざまな声が。
町には、色弱の人にとっても見分けやすいサインもあります。多くの人にとって「見分けやすいサイン」とは、どのようなものか…バリアントールを使って体験。一般色覚の人にとっても、よりわかりやすいデザインであることを確かめました。
(2)講演:
・CUDO:伊賀公一「CUDが求められる理由」
「配色によって一般色覚の人はパッと見て分かる情報がある。しかし、その配色によって色弱の人は情報を読み取るためにとても時間がかかることがある。これが津波や震災の情報だったとしたら…、」CUDが求められている理由について講演を行いました。
・DNP:直塚氏「企業が何故CUDに取り組むのか」
「消費者の期待に応えることであり、利益につながるからです。では、どのように取り組んだらよいのかというと…」事例をとりあげながら取り組み方について説明をされました。
・日時:2013年9月11日(水) 13時~16時
・場所:静岡県浜松市
・参加人数・町歩き体験15名/講演参加者50名