第5回ロービジョン・ブラインド川柳 募集始まりました

今年もロービジョン・ブラインド川柳コンクールが始まりました。色覚障がいについても募集しています。カラーユニバーサルデザイン機構は協力団体の1つです。どなたでもご応募できます。今年は「日本眼科医会賞」が新たに設けられました。

<応募期間> 
2022年12月1日から2023年1月31日まで

<応募部門>
1.見えにくさを感じている方部門・・・視覚・色覚に障害のある方

2.メディカル・トレーナー部門・・・医師・看護師・視能訓練士・歩行訓練士・その他訓練施設等先生方

3.サポーター部門・・・ご家族、友人、職場の方、誘導ガイド、ヘルパー、商品開発、販売者などの支援者 または一般の方

<応募方法>
コンクールホームページの専用フォームから
https://www.paris-miki.co.jp/lv-senryu/
主催:株式会社パリミキ
後援:公益社団法人NEXT VISION、公益社団法人日本眼科医会

参考までに前回の色覚障がい部門に応募いただいた作品をいくつか紹介いたします。(ロービジョン・ブラインド川柳コンクール事務局より提供)

お葬式 言われて気が付く ピンクシャツ Hiro 作
(解説:日常生活に於いては不便を感じることは無いとは言えません。その一例で、出掛ける寸前に言われ急いで着替えました。)

心待つ 焼き肉奉行の お出ましを  こーさん 作
(解説:肉が焼けたかまだ赤いかがわからないので、誰かが肉を焼くのを待ってます。焼いてくれるお奉行様には感謝です。)

目を閉じて 心の色を 愛でる春 たかちゃん 作
(解説:目を閉じて心の色を楽しむことができるから生き物が地上に出て来る春が来るのが楽しみです。)

天才の 色が見えたり 赤除き よもや 作
(解説:赤緑色盲で区別出来ない色がある半面、普通の人が判別出来ない色の濃淡が見える。3%くらいしか普通判別出来ない色区分が出来るようです。そういえば図工の時間に描いた絵は何時も教室に飾られていた。)

取り違え 新たなチャンスと 試す服 卓上白球 作
(解説:欲しい色、想像していた色と違う服や何かを選んでしまうことはありますが、それもまた新たなチャンスと捉えられるとよいな、と思います。)