ひとつの色世界 多様な色覚の作品展示 ですが 今回応募が少ないため2023年2月末日まで募集を延長いたします。少数色覚の方だけが応募できる作品展です。どうぞよろしくお願いいたします。
ひとつの色世界】〜多様な色覚の作品展示〜は少数色覚型のための作品展です。
人類の色の見え方は、進化の過程で多様な型をもつようになりました。人それぞれ色の見え方や感じ方は少しずつ違っていますが、互いにその事を理解していれば多くの問題が解決できます。生活上の色使いは色覚バリアフリーやカラーユニバーサルデザインといった対応で改善は進んでいます。しかし一般社会や教育分野では色の見え方の多様性への理解は不十分で、少数色覚型の当事者や教員・保護者などに困惑や不安を生み出しています。その結果絵を描くことに不安を感じ、美術そのものが嫌いになる子どもがいます。このような現状を変え、少数色覚の人と多数色覚の人が共生する道をみつけてゆきたい。その一歩として【ひとつの色世界】〜多様な色覚の作品展示〜 を開催いたします。
【ひとつの色世界】多様な色覚・作品応募要項
コンセプト
自分の色世界、自分の感じるものをそのまま表現するものです。上手かどうかは問いません。作品に対するコメントは、作者と同じ色覚タイプの人が行います。あなたの色の世界をあなたと同じ色覚タイプの人と共有し、あなたと異なる色覚タイプの人にはあなたの美しい色世界を発信しましょう。あなたの色の世界、あなたの作品を心よりお待ちしております。
募集期間:2023年2月28日まで
応募条件:絵画・イラスト・写真など*作品はひとり5点まで。
課題: スケッチ(対象は自由。色名の書かれてない画材やペイントツールで彩色)
塗り絵(フリー素材の塗り絵下絵に色名の無い画材やペイントツールで彩色)
無料下絵の色々
※スケッチと塗り絵にはその絵の季節・時間帯・天気や雰囲気などあなたが思った絵の説明を書いて送ってください。
自由(写真・陶芸・他何でもOKです)
応募方法:
WEB上に用意した「問い合わせ」フォームに、必要事項を記入しお送りください。
のちほど、CUDO事務局より連絡させていただきます。
*件名入力内容:「ひとつの色世界」応募
問い合わせフォーム
・ウェブサイトからデータ投稿
・サイズ JPEG 800万画素以上を推奨
・応募の際は一点10メガバイト以内にしてお送りください
*作品について、普及啓発メディアとして使用させていただくことがあります。その際、より解像度の高いデータの提出をお願いする場合があります。また教育分野などの学術的な資料として利用させて頂くことがあります。
応募資格:色覚タイプP型・D型の方 (眼科で「色覚異常」と診断された方)*「色覚異常」とは医学用語であり病気ではありません。色覚の多様性のひとつです。
作品の展示・発表:
・リアル展示(会場未定)・CUDO賛助会員の集い/CUDOウェブサイト/Twitter「ひとつの色世界」
【作品について】
・弊委員会や後援団体が催す作品展ほか、制作するパンフレット・カレンダー等に優先的に使用する権利を保有します。
・弊会の広報活動としてWEBや紙面等に使用することがあります。その場合スペースの関係上トリミングや加筆する場合があります。
応募上の注意
応募作品の著作権は、応募者に帰属します。
・応募者本人が制作し、同一または類似作品が他のコンテストなどに応募中及び応募予定ではなく、かつ過去に他のコンテストなどで入賞していないものに限ります。
・応募作品に関し、第三者からの権利侵害や損害賠償などの苦情、異議申し立てがあった場合、主催者は一切の責任を負いません。
・応募者が作品応募した時点で本注意事項に同意したものとします。
主催:【ひとつの色世界】多様な色覚の作品展示 実行委員会
後援:NPO法人カラーユニバーサルデザイン機構・北海道カラーユニバーサルデザイン機構・人にやさしい色使いをすすめる会・CUDをすすめる会・CUD友の会 *後援企業・団体を募集しています。
実行委員:
市原恭代(工学院大学 准教授・CUDO理事・C型色覚)
黒坂祐(画家・D型色覚)
芝元俊久(デザイナー・P型色覚)
伊賀公一(CUDO副理事長・P型色覚)
井上和美(CUDO事務局教育担当・C型色覚)