徳島県でCUD普及活動を行う「CUDをすすめる会」は、徳島科学技術高校でCUD授業を開催、CUDOは協力をさせていただきました(2020年7月14日)。
「担任の先生、生徒の皆さんにも大いなる刺激になったようだ。この活動に協力したいという生徒もいた」と担当者。CUDOでは、これからも地域のCUD普及活動に協力、応援してまいります。

 

<色覚の多様性を体験し共有する「学校のカラーユニバーサルデザイン授業」をお手伝いいたします>
カラーユニバーサルデザイン(CUD)は、色弱の人にも一般色覚の人にもより見分けやすいデザインです。できるだけ多くの人に見分けやすい配色は、色覚のタイプの違いを問わず、情報を正しく、速やかに伝えます。

しかし、色の感じ方(色覚)が多様であることや、それぞれに特徴があることはあまり知られていません。色弱の子どもについては、自分が色弱であることに気づいていない子どもがいたり、色の感じ方が他の子どもと違うと感じながらも言い出せない子どももいます。

CUD授業では、色覚のタイプや特徴にも触れます。これまでにCUD授業を受けた子どもたちの感想からは、「色を使うときは、みんなにわかりやすい色づかいをしたいと思います」など子どもたちの考え方の深まりを感じます。

*色弱の子どもと一般色覚の子どもが「色覚の多様性を知る・わかる」ことを共有することは、互いを理解し、色に関するトラブルや問題の抱え込みを防ぐことにもつながると考えています。

※ CUDをすすめる会が徳島科学技術高校で2度目のCUD授業
  http://cud.awa-g.net/index.php/news/archives/33
※ CUDをすすめる会
  http://cud.awa-g.net/