読売新聞「気流」に、色弱者の方の記事が掲載されましたのでご紹介します。
私は色覚障害を持っています。ただ、日常生活に支障はないので、あまり人には話していませんでした。
今春、就職した会社で扱っている機械は正常時に「緑」、異常時に「赤」のランプが点灯しますが、それを見分けられず、先輩に色覚障害を打ち明けました。すると、先輩はスマートフォンを取り出し、色覚障害を持つ人の色の見え方を体験できるアプリを使って、同じように見えることを確かめてくれました。そばかりか「商品パンフレットを作る際、色を確かめる作業に協力してほしい」と言ってくれました。色覚障害の人にも見やすいものにしたいそうです。
自分だからこそ役立てると思うと、気持ちが楽になりました。それを教えてくれた先輩に感謝しています。(長野県 会社員の方の投稿)