養護教諭研修で 兵庫・西宮

一般の人と異なる色覚を持つ「色弱」の人への理解を深めようと、兵庫県西宮市教育委員会が養護教諭向けの研修会を開き、約80人が参加した。カラーユニバーサルデザイン機構(CUDO)、東京都千代田区)の伊賀公一・副理事長が講演し「色覚の人がどのように見えているかを理解することが大切」と語った。(…省略…)

伊賀産は、色弱のひとの色の見え方を体験するツールとして模擬フィルターや、スマートフォン用の無料アプリを紹介、カラーユニバーサルデザインについて①多くの人にも見分けやすい色を選ぶ②色以外の情報も併用する③色の名前を示すなど、色の名前を用いたコミュニケーションを可能にする_の3ポイントを説明した。

参加者からは「ここまで色の見え方に差があることに驚いた」「色弱を心配している子どもがいるが、関わり方のヒントをもらえた」などの感想があった。